学名/和名
(MJ No.)

Cabera exanthemata (Scopoli, 1763) ミスジコナフエダシャク2670
exanthemata insulata Inoue, 1958 ミスジコナフエダシャク[日本亜種]

分布 旧北区と新北区に分布し, 日本の亜種をinsulata Inoue という. 北海道, 本州 (東北地方から中部山地まで) に分布する.
県内の記録
食樹・幼生期 幼虫はバッコヤナギ, キツネヤナギにつく.
発生期 7-8月に中部山地に多いが, 5-6月にもとれるので2化性だろう.

この属では触角♂は櫛歯状, ♀は糸状. 前翅R1は中室から出る, R2-5は有柄, R2R5よりあとから分岐する. 本種は翅全体に灰褐色短線を密布するため, 白色の同属種にくらべて暗く, 前翅に3, 後翅に2本の橙色横線はかなり不明瞭. 横脈点をもつことはごくまれ.

標本画像
生態画像
幼虫画像